クルマの点検促進を
安全を確保し環境にやさしく、クルマは
いつもベストコンディション!
エンジン・オイル エンジン・オイルは、汚れた量が 減ったりするので、こまめなチェッ クが必要です。オイル・レベル・ ゲージで、実際にチェックしてみ ましょう。 |
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オイル・フィルター オイル・フィルターは、エンジンに 有害な異物や汚れをろ過していま す。エンジン・オイルだけでなく、オ イル・フィルターも定期的に交換し ましょう。 |
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エア・クリーナ・エレメント エア・クリーナ・エレメントはエンジ ンに吸入される空気をろ過するも のですRV車や4WD車のように、ホ コリや砂地を走行することの多い クルマは、当然汚れもひどく、交換 時期が早くなります。 |
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ベルト エンジン・ルームには、オルターネ ータ(発電機)や冷却ファンなどを 廻すいろいろなベルトがあります。 ひび割れや傷を発見したら、整備 工場ですぐに交換しましょう。 |
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ブレーキ・パッド ブレーキ・パッドの減り具合は、整 備工場で定期的に点検しましょう。 ブレーキ・ペダルの踏み代に異常を 感じたり、走行中に異音がしたら、 早めに点検・整備をすることが必要 です。 |
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ブレーキ・ライニング ブレーキ・ライニングの減り具合は、 整備工場で定期的に点検しましょう。 ブレーキ・ペダルの踏み代に異常を 感じたり、走行中に異音がしたら、 早めに点検・整備をすることが必要 です・ |
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ブレーキ液 ブレーキ液は使用していると、空気中 の水分を含んできます。水分を含んだ 液はペーパーロック現象を起こす可能 性が高くなります。このためにブレーキ 液は定期的に交換しましょう。 |
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LLC(エンジン冷却水) エンジンを冷却するLLC(ロング ライフクーラント)には、腐食防止 のさび止め剤や凍結を予防する 不凍液などが入っていますが、 これらは走行するうちに性能が劣 化するので定期的な交換が必要 です。 |
日常点検のチェック項目 |
1.エンジンルームを覗いて |
@ウインドウォッシャー液の量 |
Aブレーキ液の量 |
Bバッテリ液の量 |
C冷却水の量 |
Dエンジン・オイルの量 |
2.車のまわりを回って |
Eタイヤの空気圧 |
Fタイヤの亀裂、損傷と異常な摩耗 |
Gタイヤ溝の深さ |
Hランプ類の点灯、点滅およびレンズの汚れ、損傷 |
3.運転席に座っての点検 |
Iブレーキペダルの踏みしろ及びブレーキの利き |
Jパーキング・ブレーキ・レバーの引きしろ |
Kウインドウォッシャーの噴射状態 |
Lワーパーの拭き取り状態 |
Mエンジンのかかり具合および異音 |
Nエンジンの低速および加速の状態 |
点検箇所 |
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点検時期 | 走行距離項目 | |||
1年毎 (12ケ月) |
2年毎 (24ケ月) |
1年毎 (12ケ月) |
2年毎 (24ケ月) | |||
かじ取り装置 | ハンドル | 操作具合 | ● | |||
ギヤ・ボックス | 取付の緩み | ● | ○ | |||
ロッド及びアーム類 | 緩み、がた及び損傷 | ● | ○ | |||
ボール・ジョイントのダスト・ブーツ の亀裂及び損傷 |
● | |||||
かじ取り車輪 | ホィール・アライメント | ● | ○ | |||
パワー・ステアリング装置 | ベルトの緩み及び損傷 | ● | ● | |||
油漏れ及び油量 | ● | |||||
取付の緩み | ● | ○ | ||||
制動装置 | ブレーキ・ペダル | 遊び及び踏み込んだときの床板とのすき間 | ● | ● | ||
ブレーキのきき具合 | ● | ● | ||||
駐車ブレーキ・レバー | 引きしろ(踏みしろ) | ● | ● | |||
ブレーキのきき具合 | ● | ● | ||||
ロッド及びケーブル類 | 緩み、がた及び損傷 | ● | ○ | |||
ホース及びパイプ | 漏れ、損傷及び取付状態 | ● | ● | |||
マスシリンダ、ホイール・シリンダ 及びディスク・キャリパ |
液漏れ | ● | ● | |||
機能、摩耗及び損傷 | ● | |||||
ブレーキ・ドラム及び ブレーキシュー |
ドラムとライニングとのすき間 | ● | ● | ○ | ||
シューの摺動部分及びライニングの摩耗 | ● | ● | ○ | |||
ドラムの摩耗及び損傷 | ● | |||||
ブレーキ・ディスク 及びパット |
ディスクとパットのすき間 | ● | ● | ○ | ||
パットの摩耗 | ● | ● | ○ | |||
ディスクの摩耗及び損傷 | ● | |||||
走行装置 | ホィール | タイヤの溝の深さ及び異常な摩耗 | ● | ● | ||
ホィール・ナット及び ホィール・ボルトの緩み |
● | ● | ○ | |||
フロント・ホィール・ベアリングのがた | ● | ○ | ||||
リヤ・ホィール・ベアリングのがた | ● | ○ | ||||
緩衝装置 | 取付部及び連結部 | 緩み、がた及び損傷 | ● | |||
ショック・アブソーバ | 油漏れ及び損傷 | ● | ||||
動力伝達装置 | クラッチ | ペダルの遊び及び 切れたときの床板とのすき間 |
● | ● | ||
トランスミッション及び トランスファ |
油漏れ及び油量 | ● | ● | |||
プロペラ・シャフト及び ドライブ・シャフト |
連結部の緩み | ● | ● | ○ | ||
自在継手部のダスト・ブーツの 亀裂及び損傷 |
● | |||||
デファレンシャル | 油漏れ及び油量 | ● | ○ | |||
電気装置 | 点火装置 | 点火プラグの状態 | ● | ● | ||
点火時期 | ● | ● | ||||
ディストリビュータのキャップの状態 | ● | ● | ||||
バッテリ | ターミナル部の接続状態 | ● | ● | |||
電気配線 | 接続部の緩み及び損傷 | ● | ||||
原動機 | 本体 | 排気の状態 | ● | ● | ||
エア・クリーナ・エレメントの状態 | ● | ● | ○ | |||
潤滑油 | 油漏れ | ● | ● | |||
燃料装置 | 燃料漏れ | ● | ||||
リンク機構の状態 | ● | |||||
スロットル・バルブ及び チョーク・バブルの状態 |
● | |||||
冷却装置 | ファン・ベルトの緩み及び損傷 | ● | ● | |||
水漏れ | ● | ● | ||||
ばい煙、悪臭の あるガス、有害 なガス等の発散 防止装置 |
フローバイ・ガス還元装置 | メターリング・バルブの状態 | ● | |||
配管の損傷 | ● | |||||
燃料蒸発ガス排出抑止装置 | 配管等の損傷 | ● | ||||
チャコール・キャニスタの詰まり及び損傷 | ● | |||||
チェック・バルブの機能 | ● | |||||
一酸化炭素等発散防止装置 | 触媒反応方式等排出ガス減少装置の 取付の緩み及び損傷 |
● | ||||
二次空気供給装置の機能 | ● | |||||
排気ガス再循環装置の機能 | ● | |||||
減速時排気ガス減少装置の機能 | ● | |||||
配管の損傷及び取付状態 | ● | |||||
熱害防止装置 | 遮熱板の取付の緩み及び損傷 | ● | ||||
エクゾースト・パイプ及びマフラ | 取付の緩み及び損傷 | ● | ● | |||
マフラの機能 | ● | |||||
車枠及び車体 | 緩み及び損傷 | ● | ||||
点検項目数 | 26 |
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6 |
平成12年2月15日付け「オートパーツニュース」第79号より転載